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耐用年数はどれくらい?意外と知らない“看板の寿命”

看板にも、車や家電と同じように「寿命」があるって知っていますか?
街を歩けば必ず目にする看板。いつもそこにあるのが当たり前で見落としがちですが、実は看板も機械と同じように、
時間が経つにつれて少しずつお疲れモードになっていきます。 たとえ表面がキレイに見えても、
見えない裏側や柱の中では、ゆっくりと「劣化」が進んでいることもあるのです。
今回は、知っているようで知らない「看板の寿命」について、プロの視点からわかりやすく紐解いていきます。
あなたのお店の看板を長く、元気に使い続けるヒントを一緒に探してみましょう!
そもそも看板に「耐用年数」はあるの?
・法定耐用年数とは?
看板は法律上、何年もかけて少しずつ費用にする「資産」として扱われ、その期間(耐用年数)は
一般的に10〜15年と決まっています。 ただ、これはあくまで「税金計算上のルール」であって、
その年数が過ぎたら看板が壊れるという意味ではありません。 実際の寿命はメンテナンス次第で変わるので、
数字は「帳簿上の目安」として捉えておくのが賢い向き合い方ですよ。
・実際の寿命はもっと短いことも
看板の「本当の寿命」を決めるのは、書類ではなく「環境」です。
看板は常に雨や強い日差し、ときには潮風などの厳しい自然環境にさらされているため、設置場所によっては
法律で決められた期間より早くガタがきてしまうことも珍しくありません。
大切なのは、帳簿上の数字よりも、見た目の美しさや「倒れる危険がないか」といった、
現場での実質的な寿命をしっかり見極めることです。
看板を長く安全に使い続けるためには、定期的に「お肌のチェック」をするようなメンテナンスが、実は一番の近道です。
素材によって看板の寿命は大きく変わる
・アルミやスチール看板の特徴
看板の素材選びは、設置場所との「相性」がすべてです。
例えば、アルミ製の看板は軽くてサビにめっぽう強いため、海沿いや雨の多い場所でも長くきれいに使い続けられる
「優等生」な素材です。 一方で、スチール製は頑丈で頼りになりますが、表面の塗装が剥げるとそこから一気にサビが
広がりやすいため、こまめな塗り直しや点検といった「手入れ」が欠かせません。
どの素材が一番良いかは、設置する場所の環境によって変わるため、見た目の好みだけでなく
「その場所で何年頑張れるか」という視点で選ぶのが、賢い看板づくりの秘訣です。
・樹脂やシート系看板の注意点
おしゃれで手軽な「樹脂やシート」の看板。長く楽しむコツは「日焼け対策」です。プラスチック素材の看板や
インクジェットシートは、写真や複雑なデザインをきれいに再現でき、お財布にも優しいのが最大の魅力。
しかし、人間と同じで「強い紫外線」には少し弱く、放っておくと色が薄くなったり、表面がパリパリとひび割れたり
しやすいという繊細な一面もあります。 せっかくのデザインを長持ちさせるためには、UVカット加工を施したり、直射日光を
避けられる場所に設置したりといった、ちょっとした「日差しへの配慮」が、美しさを保つための分かれ道になります。
屋外環境は想像以上に過酷
・雨、風、紫外線のダメージ
屋外の看板は、降り注ぐ雨や激しい風、そして強烈な紫外線に休みなくさらされており、どうしても金属がサビたり、
看板の顔であるデザインが色あせたりしてしまいます。 特に直射日光がガンガン当たる場所は、
看板にとって「サウナの中にずっといる」ようなもので、日陰にある看板よりもずっと早く体力を削られてしまうのです。
このように、設置する場所が「どれだけ過酷な環境か」を知ることが、看板の寿命を正しく見極めるための
一番のポイントになります。
・雪や塩害がある地域の注意点
雪国では、積もった雪の重みや凍結による膨張が、看板の柱やネジをじわじわと痛めつける大きな負担になります。
一方で、海の近くでは「塩害」という目に見えない敵が忍び寄り、
金属をあっという間にサビさせてボロボロにしてしまうことも。
だからこそ看板づくりには、その土地特有の環境に耐えられる「専用の設計」と、
定期的に様子を見てあげる「健康診断」が欠かせません。
これは要注意!看板の劣化サイン
・見た目で分かる変化
看板の文字がかすれたり、色がぼんやりしてきたりするのは、単なる見た目の問題ではなく、
劣化が始まった「初期症状」です。
「まだ内容が伝わるから大丈夫」と放置してしまいがちですが、実は表面が傷んでいるとき、
目に見えない内部でもサビやひび割れが静かに進んでいることがよくあります。
早めに気づいてケアをすれば簡単な修理で済みますが、
手遅れになると大きな事故や作り直しに繋がるため、小さな変化を見逃さないことがコストを抑える一番のコツですよ。
・安全面で見逃せない症状
柱に浮き出たサビ、手で触れるほど緩んだボルト、そして言われてみれば少し傾いている看板……
これらはすべて、看板が「もう限界だよ!」と叫んでいる危険なサインです。 もし放置してしまうと、
台風や強い風が吹いたときに、突然看板が落下したり根元から倒れたりして、
通行人や車を巻き込む大事故につながる恐れがあります。
「まさか自分の看板が」と思う前に、まずはボルト一本の緩みからチェックする。
その一歩が、あなたのお店とお客さまの安全を守る一番の防波堤になります。
看板のこと、気になったら羽後測機へ
看板で一番大切なのは「まだ使えるか」ではなく「安全かどうか」です。
見た目が変わらなくても、目に見えない場所で少しずつガタがきていることもあります。
「少しグラついているかも?」「古いけど大丈夫かな?」と、少しでも不安を感じたら、その直感を大切にしてください。
私たち羽後測機では、看板が置かれている環境やこれまでの歴史をまるごと受け止めて、
あなたの街の看板が安全であり続けるよう、丁寧にサポートいたします。 専門的な知識は一切必要ありません。
「ちょっと見てほしい」という気軽な気持ちで、まずは羽後測機へお声がけくださいね。

