1. 主要ページへ移動
  2. メニューへ移動
  3. ページ下へ移動

気のむくままに。

記事公開日

測量機の精度が“ズレる”原因とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

設置のわずかな傾きが生む誤差

測量機は、わずかな傾きでも遠くの点では大きなズレとして現れます。

三脚が柔らかい地面に沈んだり、水平を取り切れていないと、正確な角度や距離が測れません。

設置時に“水平確認を徹底すること”だけでもズレの多くは防げます。

気温・湿度など環境変化の影響

光波測量機は、空気の状態に大きく左右されます。

炎天下のアスファルトがユラユラして見えるように、光の通り道が曲がると距離測定に誤差が生じます。

特に

・夏場の高温

・急な温度変化

・湿度の上昇

といった条件では、再測定や複数回の確認が安心です。

機械内部の経年劣化や衝撃によるズレ

精密なレンズやセンサーを搭載する測量機は、衝撃や経年使用で内部の調整が狂うことがあります。

落下や持ち運び時の振動もズレの原因になりやすく、知らないうちに精度が低下しているケースも。

定期的な点検・校正を行うことで、長期的に安定した精度を維持できます。

風・振動・プリズムの状態による外的要因

大型車両による地面の揺れ、強風での機械のブレ、プリズムの汚れや固定不足など、現場特有の外的要因も精度に影響します。

周囲の環境やプリズムの状態をこまめにチェックすることが、誤差防止につながります。

まとめ

測量機械の精度ズレは、

設置・環境・機械の状態・外的要因

この4つが主なポイントです。

日々の点検とちょっとした確認が、正確な施工と品質確保に大きく貢献します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

CONTACT

お問い合わせ

サービス内容や弊社に関するご質問など、お気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

本   社 : 018-845-7381
本荘営業所 : 0184-73-3883

8:30~17:30 ※土日・祝日除く